地方部会の紹介(3)

各種委員会の活動

1. 保険医療委員会
   日耳鼻の保険医療委員会に多くの地方部会会員が委員として参加しているので、常に密接な連携をとりながら活動している。全国会議、ワークショップおよび関東地区連絡協議会などに委員が参加し討議に参加している。

2. 学校保健委員会
   年に2回、多くの資料と十分な時間をかけて、熱心に意見や情報の交換が行なわれている。毎回、医会の代表にも参加していただき、連絡を密にしている。
   主な検討事項は、学校保健法施行規則の改正点の具体的な話し合いと、音声・言語障害児のスクリーニングと簡易検査法に関運した三歳児聴覚健診や日耳鼻からの重点的学校健診の現状と意見調査への回答、耳鼻咽喉科医の保健所などへの執務、日耳鼻学校保健委員会作製の啓蒙用ビデオテープの活用法などである。
   当地方部会内でも支部により著しく実情が異なり、それぞれ独目の活動方針を模索している。

3. 「耳・鼻の日」委員会
   
   1. 「鼻の日」委員会
      毎年8月7日の『鼻の日』にちなんで、銀座松坂屋の会議室で無料相談会を実施している。
   2. 「耳の日」委員会
      毎年3月3日の『耳の日』に千代田区有楽町のマリオン11階にある朝日スクエアで無料相談会を実施している。

4. 医事問題委員会
   日耳鼻の医事問題セミナーに参加し、その報告を委員から一般会員に伝達する一方、継続事業として医事問題に関するアンケート調査（各支部、病院、大学単位）を実施して、日耳鼻の全国調査に協カしている。また、医療事故（紛争）の事例検討を行ない、情勢の変化も考慮して適切な対応を検討している。

5. 社会福祉委員会
   全国身体障害者福祉医療講習会、補聴器キーパーソン会議に委員を派遣し、また、身体障害者福祉法の改正時には、改正の要旨および解釈について検討し、その結果を委員から一般会員に速やかに伝達するなど、地方部会内における老人およぴ乳幼児の福祉の向上に努めている。

6. 産業環境保険委員会
   日耳鼻地方部会産業環境保健委員長会議に委員を派遺し、その内容を報告するとともに当地方部会における特殊事情、医師会産業医講習会の現状、環境問題への耳鼻咽喉科医の役割などについて討議している。

7. 企画調査委員会
   学会の過去・現在・未来を通じて幅広い視野からの企画を立て、各部と委員会の協力を得るように努めている。

8. 会報編集委員会
   春と秋の2回、当地方部会の機関誌である会報を発行し、学術講演会の演題目録をはじめ、教育パネルの内容、各種重要行事の報告、日耳鼻からのENTファックスのコピー、会の運営にかかわる諸会議要旨などを掲載し、全地方部会員のほか、旧関東地方会（今は通称関東ブロック）をはじめ、全国の各地方部会長宛に配布している。

9. 広報委員会
   毎年、総会終了後にすみやかにそのまとめの報告を会員に配布するほか、随時必要な広報活動を行なう。

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