日耳鼻 東京都地方部会だより
No.65
今年度から会の最終議決機関が、総会から代議員会になりました。東京都地方部会の会員数は、本年度は2名の増加です。新入会員は57名でした。
本年度は副部会長の交代がありました。加我君孝会長が、矢部多加夫 (地区群)、堤 剛 (大学群)、松永達雄 (病院群)、副部会長とともに運営にあたります。幹事会を経て、6月8日の代議員会で承認された事などをとりまとめてご報告いたします。
一、令和4年度報告事項
▼総務関係では、令和5年3月
31
日現在、
会員数は、一八九一人 (前年比2人増)
で、その内訳は正会員数1830人 (大
学群五五一、病院群二八七、地区群
九六八、その他二四)、新入会員五七人。
COVID -
19
の感染拡大防止のため諸
会議をZOOM会議で行った。一部は会
場で開催を行った。台
48
回総会 (6月
4日:会場開催およびオンデマンド開
催)、代議員会1回 (5月
19
日)、幹事
会2回 (2月
24
日・4月
28
日:ZOOM
会議)、教授会議:2回 (7月
28
日・1
月
27
日:ZOOM会議)、部会長副部会
長会議3回 (1月
13
日・4月7日・7
月
14
日:ZOOM会議)、ブロック長会
議:1回 (8月4日:ZOOM会議)。
地方部会会報 (第
87
号、
88
号) を発行し
た。日耳鼻全国地方部会長会議 (令和
4年5月
25
日:神戸) に出席、協議し
た。日耳鼻地方部会関東地区連絡協議
会 (令和4年6月
12
日、web会議) に
出席、協議した。日耳鼻学会専門医制
度にもとづく業務に全面的に協力した。
日耳鼻学会よりのENTFAXに関して
協議し、FAXは流さず、5月号に掲
載した。第
23
回日耳鼻東京都地方部会
医療研究会は2月
18
日に開催した。
▼学術部関係では、学術講演会4回のう
ち1回は会場ならびにweb開催、1
回はweb開催、2回は会場開催した。
▼社会部保険医療委員会では、令和4年
度保険医療委員会ワークショップおよ
び全国会議 (令和5年1月
28
日:ハイ
ブリッド開催) に参加、日耳鼻保険医
療実態調査(東京都
92
医療機関:令和
4年
10
月診療分) の結果を日耳鼻に提
出した。
▼社会部学校保健委員会では、東京都耳
鼻咽喉科医会との共催で2回の委員会
を開催した。第1回委員会 (令和4年
10
月
26
日) での報告と協議事項は、令
和4年度日耳鼻・臨床耳鼻科医会学校
保健全国代表者会議ならびに学校保健
研修会について、令和4年度日本医師
会学校保健講習会について、第
73
回指
定都市学校保健協議会 「学校医研修会」
について、令和4年度関東甲信越静学
校医協議会について、第
53
回全国学校
保健・学校医大会について、学校で児
童生徒等や教職員の新型コロナウイル
スの感染が確認された場合の対応ガイ
ドラインの改定について、新型コロナ
ウイルス感染症対策に係る予防接種の
幼児児童生徒に対する実施についての
学校等における考え方及び留意点等に
ついて、学校医の健康教育についての
アンケート調査について、起立性調節
障害対応ガイドラインについて、で
あった。
第2回委員会 (令和5年4月5日)
では、令和4年度日耳鼻・臨床耳鼻科
医会学校保健全国代表者会議ならびに
学校保健研修会について報告された。
令和5年度東京都耳鼻咽喉科学校保健
委員会事業計画 (案) について協議し
た。第
53
回全国学校保健学校医大会 (令
和4年
11
月
12
日)、令和4年度日耳鼻・
臨床耳鼻科医会学校保健全国代表者会
議ならびに学校保健研修会 (令和4年
1月
30
日)、令和5年度学校保健講習会
(令和5年4月2日) に参加した。
▼社会部鼻の日委員会では、予定してい
た 「鼻の日」 開催を中止した。代替え
の行事として耳の日委員会と一緒に
YouTubeでの日本耳鼻咽喉科頭頸
部外科学会東京都地方部会としての動
画配信を行った。
▼社会部耳の日委員会では、「耳の日」 補
聴器・難聴無料相談会を中止した。代
替えの行事として鼻の日委員会と一緒
にYouTubeでの日本耳鼻咽喉科頭
頸部外科学会東京都地方部会としての
動画配信を行った。
▼社会部頭頸部外科月間委員会では、令
和4年7月1日から
31
日までの頭頸部
外科月間に合わせて、喉頭がん (東京
女子医大 中溝宗永教授担当)、下咽頭
がん (順天堂大学 松本文彦教授担当)
の2つに関する一般向けの解説ビデオ
を作成して、日耳鼻東京都地方部会の
ホームページにて公開した。
▼社会部医事問題委員会では、日耳鼻医
事問題委員会ワークショップおよび全
国会議 (令和1年1月
28
日:会場開催)、
日耳鼻医事問題セミナー (令和5年1
月25 日:会場開催、令和4年3月1日
~
31
日、オンデマンド形式) に参加した。東京都地方部会医事問題委員会は
東京都耳鼻咽喉科医会との共催で令和
5年3月
23
日 (木) に開催した。医療事
故に関するアンケート調査を行った。
▼社会部福祉医療成人老年委員会では、
第
47
回全国身体障害者福祉医療講習会・
第
27
回補聴器キーパーソン全国会議に
委員および補聴器キーパーソンが、(令
和4年6月
11
日 (土)、
12
日:会場開催
及びweb)にて参加した。日耳鼻補
聴器相談医更新のための講習会をオン
デマンド配信した(令和4年7月
12
日
から7月
26
日まで)。
3) 日耳鼻補聴器相談医委嘱の為の講
習会を開催した (令和5年3月4日か
ら5日まで)。令和4年度福祉医療委員
会全国会議に委員を派遣した (令和5
年1月
28
日)。補聴器適合に関する診療
情報提供書の普及を図った。
▼社会部福祉医療乳幼児委員会では、令
和4年度3歳児健診における聴覚検査
および1歳6か月健診における聞こえ
の確認方法に関するアンケート調査に
協力した。新生児聴覚検査体制整備事
業調査に東京都と協議して回答した。
新生児聴覚検査連絡協議会に委員とし
て参加した。難聴児の早期支援及び関
係機関連携強化検討会に委員として参
加した。日耳鼻より 「新生児聴覚検査
体制整備推進に関わる担当者」 の推薦
依頼があり、本地方部会からは樫尾委
員を推薦した。
▼社会部産業・環境保健委員会では、令
和4年度環境保健委員会全国委員長会
議 (令和4年1月
28
日:会場開催およ
びweb)に参加した。
▼社会部地域医療委員会では多摩地域耳
鼻咽喉科 (入院施設)意見交換会 (令
和4年7月6日・令和5年1月
25
日:
web) に参加した。
▼企画調査部では、東京都地方部会のホー
ムページメンテナンスを専門業者に委
託して、適宜更新を行った。会員リス
トを維持し、新会員については本人の
了解を得て追加掲載した。
▼専門医制度部では、令和4年度専門医
認定試験願書をとりまとめ、日耳鼻に
提出した。専門医認定更新対象者に更
新の通知などの更新業務を行った。
▼経理部一般会計決算 (繰越金を含まず)
5.7 日耳鼻 東京都地方部会だより No.65
収入25、024、859円
支出23、409、359円
二、令和5年度事業計画
▼総務部では、代議員会の決定に基づき、
会務を処理する、会員の異動を的確に
把握し、会務の運営の円滑化をはかる、
地方部会会報を年2回発行し、会員相
互の意志伝達をはかる、地方部会便り
及びホームページにより、会員に必要
な情報などを速やかに伝達する、全国
調査、通常調査、専門医制度などに基
づく日耳鼻学会の業務に協力する。第
24
回日耳鼻東京都地方部会医療研究会
を令和5年度に開催する。
▼学術部では年4回の学術講演会を開催
する。学術講演会のIT化を推進する。
▼社会部保険医療委員会では、日耳鼻地
方部会関東地区連絡協議会に出席する、
日耳鼻保険医療委員会全国協議会に出
席する、日耳鼻保険医療委員会ワーク
ショップ及び全国会議に出席する、日
耳鼻保険医療実態調査に協力する、保
険医療委員会を開催する、保険医療に
関する情報を会員に伝達し、会員から
の質問、要望に対応する、日耳鼻診療
報酬改定伝達会議を受けて、点数改定
説明会を開催する。
▼社会部学校保健委員会は、1) 日耳鼻・
臨床耳鼻科医会学校保健委員会が実施
する耳鼻咽喉科学校健診の在り方につ
いての調査に協力する、児童生徒の健
康教育の実践に努める、障害のある児
童生徒への学校における合理的配慮を
検討する、日耳鼻学校保健委員会作成
の 「学校保健での音声言語障害の検診
法 (改訂版)」 に基づく音声言語障害検
診の実施と、その適切な事後措置につ
いての普及、啓発に努める、日耳鼻学
校保健委員会作成の 「耳鼻咽喉科健康
診断マニュアル」 の活用を啓発する、
ヘッドホン・イヤホン難聴対策WGと
連携し、児童生徒等に啓発活動を行う、
学校医執務記録の提出を励行する、日
耳鼻・臨床耳鼻科医会学校保健全国代
表者会議ならびに学校保健研修会、日
本医師会全国学校保健学校医大会およ
び学校保健講習会、東京都医師会学校
医研修会等に積極的に参加する。
▼社会部耳鼻咽喉科月間委員会 (鼻の日
委員会・耳の日委員会)では、令和5
年 (日程未定) に東京都地方部会令和
5年度「耳の日」行事として 「鼻の日」
と共同でオンライン市民講演会を企画・
開催する、新聞などでオンライン市民
講演会の告知を行う、日本耳鼻咽喉科
頭頸部外科学会に 「耳鼻咽喉科月間」
企画行事の実施結果を報告する。
▼社会部頭頸部外科月間委員会では、東
京都地方部会の頭頸部外科月間委員会
を開催する、頭頸部外科月間期間中に
市民公開セミナーおよび相談会を開催
する、頭頸部癌に関する新規コンテン
ツを二つ作成し、地方部会のYouTu
beチャンネルにて公開する。
▼社会部医事問題委員会は、第
47
回日耳
鼻医事問題セミナーに委員を派遣する、
令和5年度日耳鼻医事問題委員会ワー
クショップおよび全国会議に委員を派
遣する、医療事故 (紛争) の事例検討、
医事問題委員会を開催する、第
43
回医
事問題に関するアンケート調査 (各支
部、病院、大学単位:継続事業) を実
施する。
▼社会部福祉医療成人老年委員会では、
第
48
回全国身体障害者福祉医療講習会・
第
28
回補聴器キーパーソン全国会議に
委員および補聴器キーパーソンを派遣
する (令和5年6月
10
日、
11
日)、令和
5年度福祉医療委員会全国会議に委員
を派遣する (令和6年1月
27
日)、日耳
鼻学会東京都地方部会の耳鼻咽喉科月
間に嚥下障害に関する動画をYouTu
be配信する。
▼社会部福祉医療乳幼児委員会では、新
生児聴覚スクリーニングおよび乳幼児
健診後の精密聴力検査、療育に至るま
での円滑なシステム作りを東京都およ
び耳鼻咽喉科医会と連携して検討する、
3歳児健診における聴覚検査および1
歳6カ月健診における聞こえの確認方
法に関するアンケート調査に協力する。
▼社会部産業・環境保健委員会では、日
耳鼻の産業環境保健委員長全国会議に
出席する。必要に応じて東京都地方部
会の日耳鼻産業・環境保健委員会を開
催する。日耳鼻産業・環境保健委員会
の地域産業保健センター実施調査に協
力する。
▼社会部地域医療委員会では、日耳鼻主
催の産業・環境保健委員長全国会議に
出席する、必要に応じて東京都地方部
会の産業・環境保健委員会を開催する、
日耳鼻産業・環境保健委員会の地域産
業保健センター実施調査に協力する。
▼企画調査部では、ホームページの多角
的活用と経済的メンテナンスを行う。
▼専門医制度部では令和5年度専門医認
定試験に関わる業務を行う。専門医認
定更新に関する通知など更新業務を行
う。専門医制度に関して日耳鼻と円滑
な連携を行う。
▼令和5年度一般会計予算
(繰越金を含む)
51、056、000円
三、令和4年度逝去者
左記の方々が令和4年度中に逝去され
ました。謹んで哀悼の意を表します。
白坂邦洋 (北多摩)、田中 順 (豊島区)、
部坂弘彦 (豊島区)、吉川尚文 (調布市)、
吉見充徳 (世田谷区)
四、令和5年度学術講演会予定
7月以降の学術講演会は左記の通り
です。
令和5年7月8日 (土)
240
回
担当 慈恵会医科大学
会場 Meiji Seika ファルマ株式会社ビル
令和5年
11
月
25
日 (土)
241
回
担当 杏林大学
会場 Meiji Seika ファルマ株式会社ビル
令和6年3月9日 (土)
242
回例会
担当 JR東京総合病院
会場 Meiji Seika ファルマ株式会社ビル
五、日耳鼻総会・学術講演会予定
第125回日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会・学術講演会
(令和6年5月15日~5月18日)
会場:大阪国際会議場 (大阪市)
六、日耳鼻秋季大会予定
第
37
回日耳鼻秋季大会
(令和5年
11
月
18
日 (土)・
19
日 (日)
会場:パシフィコ横浜 会議センター
詳細は日耳鼻会報5号、および http://
www.congre.co.jp/shukitaikai37/index.html を御参照下さい。
〒101─0042
千代田区神田東松下町
12
─1
トナカイ神田タワービル8階
TEL 03─3256─3387
FAX 03─3256─3389
一般社団法人日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会
東京都地方部会
総務部広報係 矢野 純