プログラム
司会: 鈴木 衛(東京医科大学)
『耳疾患をいかに診断するか一鼓膜所見から一』
本多 芳男(東京都地方部会会長)
耳鼻咽喉科の診察は視診に頼ることが多い。以前は単純な感染性疾患が主な対象疾患であったが、それはむしろ軽症化し、今日では特殊な炎症や腫瘍性疾患を見逃す事が出来なくなった。今回の講演ではあまり見かけない疾患、しかし誤まると専門医の鼎の軽重を問われるような疾患を対象に局所所見の写 真を示しながら、解説して行く。 具体的には耳の悪性腫瘍(外耳道癌なかんずく腺様嚢胞癌・外耳道深部中耳癌・側頭骨転移癌)結核性中耳炎・悪性外耳炎・反復性多発性軟骨炎・頚静脈球腫瘍・中耳顔面 神経鞘腫そして時間が許せば真珠腫による外耳道後壁の破壊・コレステリン肉芽腫その他を供覧する。
教育講演2(14:30〜15:30)
司会:喜多村 健(東京医科歯科大学)
『アレルギー病はなぜふえたか一きれい好きの功罪検証一』
藤田 紘一郎(車京医科歯科大学大学院教授)
司会:角田 篤信(東京医科歯科大学)