耳鼻咽喉科は耳、鼻、のどの病気を扱う診療科ですが、なぜ顔のあちこちにある器官を一緒に扱うのでしょうか。それには理由があります。耳と鼻は細い管を通してつながり、鼻とのどはその奥でつながっており、お互いに影響しあっているのです。そのために耳鼻科医は耳鼻のどの病気を総合的に判断し診察しているのです。
このマークでは、鼻を黄色い球で表し、耳をそこから左右上方に広がる緑の円錐で、のどを球から下に広がる赤い円錐で表しました。耳と鼻とのどで耳鼻咽喉科を表現しています。
また、1つの球から周囲に伸びる3つの円錐の様子は、将来に向かって皆で進んでいこうという耳鼻科医の強い意志をも表現しております。
後ろのグレーのリボンは、東京都の木である銀杏の葉を表したものです。
つまりこのマークは耳鼻咽喉科と東京都のマークをあわせた形になっています。
このシンボルマークが皆様に可愛がってもらえれば誠に幸いに存じます。
作者 河合 真 |